ペルーの旅1(旅立ちの理由)

あまね理樺です。
私がペルーに行こうと思ったキッカケについてお話ししますね。

インカ文明、マヤ文明、アステカ文明、エジプト文明…

この世界には古代文明と言われるいろんな文明があります。
でも、その正体がどんなものか、わかっていないものもたくさん。
残された遺跡や遺物が私たちの夢を誘います。

小さな頃から不思議なもの、文化的なものに興味があった私は
生贄や天文学に代表されるマヤ文明にとても興味を持っていました。

と書いたのは、そもそもマヤ、アステカ、インカ文明の区別もちゃんとついていなかったのです。

友人がいます。
彼女とはエジプトで出会いそれからずっと友達です。
彼女がグァテマラの大使館に赴任していました。
その国やメキシコなど周辺国を旅し、いろんなシャーマンに会ったそうです。

彼女の話だと、この地域には今も普通にブラックマジックが存在しているそう。
生活の中にシャーマンが存在していて、何かあるとそこでお祈りや呪いをしてもらうそうです。

そんな彼女が言いました。
「理樺さんに会わせたいシャーマンがいるの」
それがこの旅の大元でした。

 

何年か経ち、彼女は日本へと戻って来て、
新たな国に旅立つまでの数ヶ月、時間があると言いました。
私たちは中南米への旅が企画できないかということになり、
マヤ、インカを巡る旅を計画することになりました。

後から聞くと、
彼女はマヤ、アステカのシャーマンなら知ってたらしいのですが、
インカのシャーマンに知り合いがいなかったそう。

マヤもインカもごっちゃになってた私が、ペルーのマチュピチュに行きたいと言ったので
インカのシャーマンを探したみたいなんですよね。

私自身、自分のそんないい加減なオーダーで旅が決まって行くとは、
その時は気づいていませんでした。

考えてみたら、中国と韓国と日本が一緒って言ってるのと同じですもんね。
すべての国はもちろん広大で、一気に全部回ろうと思ったのがそもそも間違いの始まりでした。

彼女が探して来たシャーマンは、インカの地を引くと言っていました。
そして、提案して来たツアーには、私の希望する国々が網羅されていました。
けれども、当たり前ですが、その期間はとても長く、エアー料金などを考えてもなかなか無理がありそう。
それでもなんとか決行しようとするのですが、リトリートとして企画するには
コストがあまりに高くなりすぎて、これは無理かもねと思い始めました。
そして、結局、彼女の赴任時期と私のイギリスリトリート、募集期間などを含めて暗礁に乗り上げて行きます。

シャーマンの方は、本当にやるのかどうするのかとメッセージを入れて来ます。
「私は瞑想して受けると決めた。言霊というのがあるぞ、カルマが発動するよ」という恐ろしい文言も。
私は行くつもりしかなかったので、その言葉自体に恐怖とかは全く感じなかったけど、
今思えばひどい脅しですよね。
私自身、約束を違えることで起こるカルマみたいなものをニュートラルに受け止めていたのかもしれません。
原因があって結果がある。
それがいいものであれ悪いものであれ、当たり前のことで
それがカルマといえばカルマです。

そして友人が行けないことが確定し、その後どうするのかという状態になって行きます。
私自身は行かない選択はなかったので、彼女の後を引き継ぎ、
友達を募っての「プライベート旅行」にすることにしました。

時期を6月から10月へと移し、その間私がシャーマンとアクセスして行くのですが、
これもなかなか大変で。
私の英語力で予算、現地の状況、待ち合わせなどビジネス的な問題を話し合うのがだいぶ難しく。

そうこうしてるうちにメンバーが集まり始め、最後に英語&スペイン語に堪能な友人が加わることになりました!
ある意味奇跡!
その友人がシャーマンとの詳細をコーディネートしてくれることになりました。

 

*ペルーの旅2に続く

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